前回コントールする術を見つけられた皆様、ただやってもらうだけじゃ満足できませんよね?
あなた自身の家事の理想と実際にやってもらっている家事との理想と現実の違い。習慣化しやり始めると彼氏・旦那のやってやっている感にうんざり・・・なんてことをお悩みの方へ今回は私(旦那)自身がやってしまったこととそれを直した方法をご紹介いたします。
1.家事の理想を引継ぐ
ここで大事なのは時間をかけて徐々に引き継いでいくというところにあります。例えばですが、皿洗いをするタイミング、皿洗いをした後に並べる食器の順番、洗濯物を干すときの向きや洗濯物のたたみ方、料理の味付けや使用した調味料の順番、掃除機のかける周期、などなどあげれば人によって理想やこだわりが多くあると思います。これを、一応曲がりなりにも家事をやっている人に対してすべてを押し付けてはせっかくの努力が水の泡、おそらくたちまち喧嘩の原因にもなるでしょう。
いきなり全てではなく、あなたの中で重要なもの(もっともこだわりがつよいもの)から一つずつ直す。その直すにもなにかしらの方法を考えることが大事かと思います。
では実際に私がやってしまったことをあげると、皿洗いのタイミングはかなり喧嘩した記憶がございます。私は仕事から帰ってきてまず、皿洗いをするという習慣になっておりました。
しかし、嫁からすると

遅い!
帰ってくるまでにご飯用意するんだからフライパン洗ってくれないと意味ないじゃん!!!
全くもっておっしゃる通り。反論の余地もございません。でもこれでちゃんとできたら皆さん苦労ないと思うのです。
では、どうしたか?ある日突然、料理を作る人側になってみてと言われ、しばらく料理担当になりました。
まず、嫁は皿洗いをちゃんとしてすぐに料理をできる環境を整えてくれました。それを2週間ほど続けてくれ、ある日皿洗いを後回しにしたのです。最初は私自身、何とも思いませんでした。しかし、嫁はその頻度を増やしていきました。するとどうでしょうか?最初は何とも思っていなかったのにイライラし始めるのです。

料理作るのに皿洗ってなかったらまず、洗わないといけないじゃん!手間が増えるし、やっていないことにイライラする!!!
ハッとしました。嫁は同じことを言っていたと…。こういうことなのだと、頭では分かっているつもりだったが、本当に相手の立場になって考えられてなかったんだ…。
この日から、ちゃんと皿洗いするようになりましたし、なんなら料理もするようになりました。結果からして、嫁の作戦は大成功でした。
他にも、食器の片付ける位置が気になるときには写真を撮ってそれ通りに並べるなど、一つ一つのものに対して何らかの対策を考えるようにしております。多少手間はかかりますが、それぞれのものに対して解決策を考えることは非常に大事です。その一つの手間が今後のストレスから解放されるためのものならば安いものでしょう。
2.やってあげている感に効く薬
ここまで色々と家事をするようになった旦那ですが、ここで出てくるのが、‘‘やってあげている俺‘‘
いかがでしょうか。皆様、感じたことございませんか?そして感じたことがあるなら思うはずです。
「うざ…」
これに効く特効薬をお教えします。それは「おばさまの魔法の言葉」です。私はこれで一発でなくなったと思っております。(嫁に言われているだけなのでコントロールされているだけかも…)
私の場合、熟練のおばさまと仕事で話す機会が多いのですが、家事をやっている云々の話をしているときに一人のおばさまが「旦那のやってあげている感マジうざい」とおっしゃっていました。するとどうでしょう。5,6人のおばさまが一斉に共感なさっているではないですか。私は恥ずかしかったです。自分の行動を振り返った時に‘‘やってあげている‘‘になっていたとともにそれが会話にすらにじみ出ていたんだと思いました。その後、おばさまに「もしかしてにじみ出てました?」と聞いてみたら、「そうだよ!だからあんたも気をつけな!」と力強いお言葉を頂きました。
もし、‘‘やってあげている感‘‘に困っているのであればあなたのお母さまや姉妹、友達など女性の方に協力してもらえるといいと思います。(ちなみに人数が多いほど効きます。これに関しては間違いないです。)ただし、やりすぎには注意が必要です。自尊心を傷つけるほど追い詰めてはいけません。
最終的に重要なのはお互いに敬意を持って過ごすことが一番重要です。親しき中にも礼儀ありです!
コメント